喜多鍼灸院とは？

当院ではトリガーポイント鍼療法を軸に施術を行っています。また、JISRAMに所属して、不妊に対応する鍼灸について学びを続けています。数千年前の古典から現代に至るまで鍼灸医療は生もので、変化を続けている。そう実感します。

西洋医学も生もの。間違ったことを沢山してきているのです。でも、医療の主流であることは間違いありません。なにより科学的であり、着実に進歩している、その着実さに敬意を払い、東洋医学もそれを大切にする必要があると感じます。科学として再現性があることや、同じ間違いを繰り返さないため、また積み重ねるための知識の伝達があり、結果として過去を否定することもありながら着実な進歩があります。

私達の鍼灸施術方法は西洋医学寄りです。着実に進歩していると感じながら30年の臨床を経験してきました。もちろん、東洋医学的な鍼灸でも同様でしょう。ただ、トリガーポイントに関しては新しい考え方だけに、その変化がより大きかったように感じています。そして、トリガーポイントや筋・筋膜をめぐる疼痛は着実に定着し一般化しつつあります。本当に大きな進歩です。

私は関西医療大学の黒岩共一教授を師匠とし、卒業以来研鑽を行ってきました。新型コロナ感染症蔓延のためトリガーポイント研究会は休眠状態ですが、スタッフ間の交流を続けて次の研修会に備えています。

話がそれましたが、患者となる方々に対して、治って楽になっていただく、長年の悩みから解放される喜びを感じていただく、我慢できる・付き合っていけるところまで症状を抑える、そんなことを目標にし、やり甲斐に感じて施術を行っている、そんな鍼灸院です。